最近のRedHatはデフォルトではTelenetで接続できないようになっている。
sshで接続すればいいのだが、環境によっては(たとえばWindowsCEなど)ではsshの環境が準備できない。
そこでTelenetでも接続できるように設定する。
まずはtelenetの軌道スクリプトの場所を確認する
#locate telnet
もし
warning: locate: could not open database: /var/lib/slocate/slocate.db:
No such f
ile or directory
warning: You need to run the 'updatedb' command (as root)
to create the database
の様なメッセージが表示されたらlocateによって検索されるDBがまだできていないので
#updatedb
と入力し、しばらく待つとプロンプト(#)が戻ってくるのでもう一度
#locate telnet
と入力する。
いくつかリストが表示されるが
/etc/xinetd.d/telnet
と表示されている行を探す。
なければ
/etc/inetd.d/telnet
かも。
これがプロセス起動時設定ファイルなので開いて編集する。
# vi /etc/xinetd.d/telnet
以下のような画面が内容が入っている
# default: on
# description: The telnet server serves telnet sessions; it
uses \
# unencrypted username/password pairs for authentication.
service telnet
{
flags = REUSE
socket_type = stream
wait = no
user = root
server = /usr/sbin/in.telnetd
log_on_failure += USERID
disable = yes
}
最後の行の
disable = yes
を
disable = no
にして保存する。(viの使い方は自分で勉強してくれ)
ここでxinetdを再起動する。
#/etc/init.d/xinetd restart
xinetdを停止中: [ OK ]
xinetdを起動中: [ OK ]
実際にtelnetで接続してみる。(わたしのテストサーバーのIPアドレスは192.168.1.16)
# telnet 192.168.1.16
Trying 192.168.1.16...
Connected to 192.168.1.16.
Escape character is '^]'.
Red Hat Linux release 7.2 (Enigma)
Kernel 2.4.7-10 on an i586
login:
と表示されればOK。
ただしこのままでインターネットに公開するのは非常に危険であるため、ローカルからのアクセスだけに設定しなおそう。
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